監督退任のご挨拶
拝啓
爽秋の候、皆様方におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、私儀
伯和ビクトリーズ創部以来14年間、また前身チームとなるリースキン硬式野球部時代を
含めますと計23年間、野球部監督を務めて参りましたが、今シーズンをもちまして、退任させていただくこととなりました。
日本一という大きな夢を達成する事は叶いませんでしたが、その間、素晴らしい選手達と巡り逢い、都市対抗野球大会には9回、
日本選手権には6回出場させて頂き、2012年の都市対抗ではベスト8、また2015年には日本選手権にてベスト4という
チーム最高成績を収めることが出来ました。
社会人野球界において、23年間もの長きに渡り、同一チームの監督として指揮を執らせて頂きましたことは、全国的にも
稀なことであり、最後まで監督業を全うする事が出来ましたのも、会社の皆様方をはじめと致しまして、いつも多大なるご声援を
頂きました皆様方のひとかたならぬご厚誼の賜物と存じ、謹んで感謝申し上げます。
なお、後任監督には、これまで共にチームを支えてくれました、現野球部ヘッドコーチであります、 内山 孝起が就任することとなりました。何卒倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
今後は社業を優先させつつ、弊社野球部の更なる発展のため、総監督として主にチーム編成及び 選手の採用面にて、引き続きチームをサポートさせて頂くこととなっております。
末筆ながら皆様方のより一層のご健勝をお祈りし、退任のご挨拶とさせて頂きます。
23年間、誠にありがとうございました。
敬具
平成30年9月28日
伯和ビクトリーズ硬式野球部
監 督 東 賢孝